習近平中共中央総書記は26日に北京で座談会を招集し、北京市・天津市・河北省の協同発展の取り組みについて報告を受けた。 |
習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は26日に北京で座談会を招集し、北京市・天津市・河北省の協同発展の取り組みについて報告を受けた。
習総書記は「北京市・天津市・河北省の協同発展の実現は、未来に向けて新たな首都経済圏を築き、地域発展の体制と仕組みの革新を推進するために必要だ。都市群の配置と形態の整備を模索し、地域発展の最適化の模範を示すために必要だ。エコ文明建設の効果的な道筋を探り、人口・経済・資源・環境の協調を促すために必要だ。北京市・天津市・河北省の強みによる相互補完を実現し、環渤海経済区の発展を促し、北方内陸部の発展につなげるために必要だ。重大な国家戦略であり、強みによる相互補完、互恵・ウィンウィンを堅持し、着実に推し進め、科学的、持続的な協同による発展の道への歩みを加速する必要がある」と強調した。
習総書記は北京市・天津市・河北省の協同発展の推進について7点を指示した。
(1)トップレベルデザインの強化に力を入れ、首都経済圏一体化発展の関連計画の策定を急ぎ、北京市、天津市、河北省の機能の位置づけ、産業分業、都市配置、関連施設、総合交通システムなど重大な問題を明確化し、財政政策、投資政策、事業計画などの面から具体的な措置を打ち出す。
(2)協同発展の推進強化に力を入れ、自分の「勢力範囲」式の思考を自主的に打破し、一致団結してトップレベルデザインの目標に向けて共に取り組み、環渤海地区の経済協力・発展協調メカニズムの役割を十分に発揮する。