高俊平さんが李総理の返書を受け取った。 |
高俊平さんにとって昨年は夢か幻のような一年だった。それは2月3日に始まった。当時の李克強副総理(中共中央政治局常務委員)が包頭市北梁バラック密集地の再開発状況を視察した際、高さんの20平方メートル足らずの自宅を訪問したのだ。高さんの小さな孫、宇博くんはお尻丸出しでニュース番組のカメラに映り込み、ネットユーザーから「お尻丸出し坊や」と親しみを込めて呼ばれた。
今年1月15日「安居の夢」をかなえた高さんは李総理に手紙を書き、この1年の経験と感じたことを伝え、総理視察後の北梁の変化を紹介した。思いもかけなかったことに、李総理から返書が届いた。返書は「お手紙を頂きました。北梁バラック密集地に天地を覆すような変化が起き、高さんと奥さん、お孫さん、そして多くの住民が広々として明るく、きれいで快適な、設備の整った新しい家に入居し、安居の夢をかなえたと聞き、高さんとみなさんのために本当に心の底から喜んでいます」とあった。また「安居は幸福な生活の新たな出発点です。勤勉に働くことで引き続き希望に満ちた未来を創造する必要があります。暮らし向きをどんどん良くしましょう!」と北梁の住民への励ましの言葉があった。
総理の返書を読み終えた高さんは「総理の返書を受け取って、総理に会った時よりも感動しました。総理の返書の日付が1月30日、旧暦の大晦日だったからです。総理が大晦日にも私たちのことを気にかけていてくださるとは思いませんでした」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年2月18日
当時の李克強副総理が包頭市北梁バラック密集地の再開発状況を視察した際、高さんの孫、宇博くんはお尻丸出しでニュース番組のカメラに映り込み、ネットユーザーから「お尻丸出し坊や」と親しみを込めて呼ばれた。(CCTVニュースからのスクリーンショット)