耿雁生報道官 |
中国が東中国海防空識別圏を設定してからすでに1カ月。国防部(国防省)の耿雁生報道官は26日の定例記者会見で「東中国海防空識別圏の設定発表後、中国軍は防空識別圏内の各種航空機の活動状況に対して全面的な監視・管理を行っている」と指摘した。
耿報道官によると12月22日までに、他国・地域の軍用機延べ800機近くが防空識別圏に進入して活動するのを把握し、23カ国・地域の航空会社56社が中国民間航空当局に延べ2万1475便の飛行計画を提出。中国の航空の安全の必要性に基づき、中国軍は偵察機、早期警戒機、戦闘機を51回、延べ87機出動し、関係空域で通常の哨戒および必要な緊急識別調査などの任務を遂行した。中国は東中国海防空識別圏を有効に監視・管理しており、各々の空の脅威に応じた措置を講じて、国家の航空の安全を守っている。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年12月27日