韓国が日本の歴史的犯罪行為に関する資料を公開
韓国政府が1953年に行った、日本の歴史的犯罪行為に関する調査資料が19日、初公表された。1919年の「三・一運動」の犠牲者名簿、1923年の関東大震災後に殺害された犠牲者名簿、日本軍国主義政府に強制徴用された人々の名簿が含まれる。
韓国外務省の趙泰永報道官は同日の定例記者会見で「こうした資料によって日本の歴史的犯罪行為が改めて証明された。日本側はこの歴史を正しく認識すべきだ」と表明。「発見された資料は内容が多い。政府はまず資料の内容、性質について分析した後、賠償など他の件について検討する」と述べた。趙報道官によると、これらの資料は在日本韓国大使館内に保管されていた。古い資料のため、その存在が知られていなかった可能性がある。今年6月の大使館移転時に発見され、韓国外務省を経て国家記録院に渡された。
韓国メディアによると、1965年に韓日両国は韓日請求権協定を締結。韓国は日本から強制徴兵された元兵士、強制徴用された元労働者に関する賠償を得たが、「三・一運動」の犠牲者や関東大地震で殺害された人の賠償は含まれなかった。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年11月20日