李克強総理が甘粛省地震の被災地を視察 災害対策に5つの指示
標高2700メートル余りの被災地を訪れ村民を見舞う李総理。 |
李克強総理(中共中央政治局常務委員)は17日、甘粛省岷県、ショウ県の地震被災地を訪れた。現地は標高が高く寒冷で、日照が少なく湿度の高い山間部であり、「集中連片特殊困難地区」でもある。冬に入るのが早く、李常務委員は被災者の避難生活はどうか、冬を越す準備はできているのかを気にかけている。新華社が伝えた。
李総理は視察中、「党中央と国務院は甘粛省地震を強く重視しており、習近平総書記その他中央指導者は常に被災者のことを気にかけている。中国は広大で、自然災害が頻発する。経験の総括を踏まえて、科学的に、秩序をもって、効果的に災害に対処する制度を整えなければならない」と指摘。「第1に人間本位の姿勢を堅持する。第2に科学的対処を堅持する。第3に政策の合理的把握を堅持する。第4に現地に合った施策を堅持する。第5に災害関連の知識を国民全体に普及させる。災害を前にした時、力になるのは知識だ」と指示した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年8月19日