米カリフォルニア州グレンデール市の公園で現地時間7月30日、慰安婦像の除幕式が行なわれた。米国の都市に慰安婦像が設置されるのは初めてだ。
同日午前、第2次大戦中に慰安婦になることを余儀なくされた88歳の韓国人女性、金馥東さんが除幕を行なった。金さんは除幕式で「米国にこの『平和の記念碑』を設置することができて、大変嬉しく思う」と述べた。
慰安婦像設置には一部の人が反対したが、支持する声の方が強かった。日系のマイク・ホンダ米下院議員は同日、グレンデール市の決定をビデオメッセージで支持。同市の女性議員ローラ・フリードマン氏は「われわれは歴史と真相の側に立った。このブロンズ像は戦争中の無辜の犠牲者のために立てられた」と述べた。
慰安婦像設置活動は在米韓国系団体が発起。今回設置された慰安婦像は韓国の団体が2011年にソウルの日本大使館前に設置した慰安婦像と同じものだ。韓国系米国人と地元政界の要人だけでなく、日系米国人も多数除幕式に参加した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年8月1日
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