韓国人慰安婦の少女像、米カリフォルニアで完成 海外初
第二次世界大戦中、旧日本軍によって将兵の性的慰安のために強制的に連行させられた慰安婦を象徴する「少女像」の除幕式が7月30日、米カリフォルニア州ロサンゼルスに近いグレンデール市立中央図書館前の公園で催される。「慰安婦少女像」が海外に建立されたのは、今回が初のケース。新京報が韓国メディアの報道を引用し報じた。
銅製の少女像は、在韓国日本大使館前に建立された「慰安婦少女像」と酷似しており、同じ彫刻家が製作に携わった。銅像の側にある石碑には、慰安婦をめぐる略史が刻まれている。
現地に住む日本人が建立に大反対したことから、少女像完成までの道のりは決して順調なものではなかった。少女像の建立を大々的に支援したグレンデール市の市会議員は、「反対者の多くは日本の極右翼主義者だ。少女像の建立によって、グレンデールの市民は、慰安婦の歴史について正しい知識を得ることができる」とコメントした。
7月30日に行われる少女像の除幕式には、カリフォルニア州政界関係者、在米韓国人、元慰安婦、像を設計・製作した彫刻家らが出席する。
○宮崎駿監督:「日・韓・中さん三国は、互いに仲良くすべきであり、日本は中国と韓国に謝罪すべき」
韓国メディアの報道によると、日本の代表的なアニメーション映画監督・宮崎駿氏の5年ぶりの新作アニメーション映画「風立ちぬ」が、9月に韓国で公開予定という。宮崎監督は、韓国記者の取材に対し、「日本はもっと早くに慰安婦問題を解決しておくべきだった。日本は韓国と中国に対し謝罪すべきだ」と語った。
宮崎監督は、「我々日本人は、歴史問題をもっと論ずるべきだったが、経済がうまく行かなければ全てが終わりという認識から、経済発展ばかりを重視してきた。東アジア各国は互いに仲良くすべきであり、中日韓三国はいさかいを起こすべきではない」と指摘した。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年7月29日