軍用車、年内にETCを全面使用へ

　交通運輸部（交通運輸省）によると、交通当局はこのほど軍用車のETC（有料道路の電子料金収受システム）使用に関するテレビ電話会議を招集した。天津市、河北省、山東省、山西省、江蘇省、江西省、上海市、安徽省、浙江省、福建省に駐留する部隊の軍用車は7月1日からETCの試用を全面的に始め、年末までに全国での運営を実現する。高速道路の料金所に軍用車専用レーンを設ける必要がなくなるほか、偽軍用車を効果的に防ぐこともできる。

　馮正霖交通運輸副部長（交通運輸次官）は「ETC使用によって軍用車の通行効率を効果的に高め、料金所の通行能力を一段と高め、偽軍用車を効果的に防ぎ、道路交通の望ましい運行秩序を一段と守ることができる。統一的計画、試行、段階的推進という全体構想に従い、全国の軍用車のETC対応・使用の取り組みを積極的に、堅実に推し進めなければならない」と指摘した。（編集NA）

　「人民網日本語版」2013年6月25日