李克強総理がアルゼンチン下院議長と会見
李克強総理は28日、アルゼンチンのドミンゲス下院議長と中南海・紫光閣で会見した。
李総理はまず中国経済の発展状況について説明。「今年、中国の経済・社会発展は平穏なスタートを切ったが、いくつかの困難、リスク、試練にも直面している。われわれは安定の中で進展を図り続け、安定成長、インフレ抑制、リスク防止を継続すると同時に、改革の推進、成長方式の転換、民生の改善、経済成長の質と効率の向上に力を入れ、中国経済の『アップグレード版』を築く。中国はすでに、今世紀中頃までに富強な民主文明と調和ある茶会主義現代化国家を完成し、中華民族の偉大な復興を実現するという中国の夢を確立した。われわれはたゆまず努力する。中国の発展は世界にも多大なチャンスをもたらす」と述べた。
また「中国とアルゼンチンは共に重要な新興市場国、発展途上国であり、大局的・戦略的観点から2国間関係を発展させ、貿易・投資協力を推進し、共同発展を実現すべきだ。中国は中南米諸国の共同自己強化を歓迎する。アルゼンチン側との調整を強化し、中南米との関係のより高いレベルでの発展を促したい」と述べた。
ドミンゲス議長は「中国の発展はアルゼンチンに多大なチャンスをもたらした。アルゼンチンは中国を重要な協力パートナーと見なし、対中関係の発展に揺るぎなく尽力している。経済貿易など全方位的な協力を一段と強化し、両国の戦略的パートナーシップの発展を新たな段階へと推し進めたい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年4月29日