習近平主席:ブラジルとの協力強化は揺るぎない戦略的選択
習近平国家主席は27日、ブラジルのルセフ大統領と会談した。 |
習近平国家主席は27日、ブラジルのルセフ大統領とダーバンで会談した。
習主席は「ブラジルは発展途上国で最初に中国と戦略的パートナーシップを構築した国だ。両国関係はすでに二国間の範疇を超え、戦略的・世界的影響力を日増しに鮮明にしている。われわれは共に相手の発展を自国の発展のチャンスと見なし、両国協力の強化を揺るぎない戦略的選択としている。中国はブラジルとの関係を強く重視している。ブラジル側と共に、両国関係が経済のグローバル化が深く進行する中での新しいタイプの国家間関係の模範となるようにしたい」と述べた。
ルセフ大統領は「近年、両国関係は大きな進展を遂げた。ブラジルにとって中国は最大の貿易パートナー、最大の輸出相手国だ。通信や交通などブラジルの大規模インフラ事業への中国企業の参加を歓迎し、両国の金融機関の協力を奨励する。教育交流を強化し、ブラジルでの中国語教育を推進する必要もある。G20など多国間の枠組みで中国との協力を強化し、国際通貨・金融制度改革を共同で推進したい」と述べた。
両首脳は中国・ブラジル商工業フォーラムの設立を積極的に検討し、両国企業の協力を促すことで合意した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年3月29日