温家宝総理がキルギス大統領と会談

温家宝総理は4日、キルギスのアタンバエフ大統領と会談した。

　温家宝総理は4日、キルギスのアタンバエフ大統領とビシュケクで会談した。

　温総理は「国交樹立から20年間の歴史は、両国関係が相互尊重、対等な付き合い、互恵・ウィンウィンを基礎に築かれたものであり、双方の根本的利益に合致し、大きな発展の将来性を備えることを物語っている。キルギスが国の安全と安定を断固守り、経済発展と民生改善に努力していることを称賛し、支持する。双方は共に努力して、上層部の意志疎通を継続し、手を携えて試練に対処すべきだ。法執行・安全保障協力を強化し、「3つの勢力」（分離独立派・宗教過激派・テロリスト）を厳しく取り締まるべきだ。計画を定めて経済貿易・交通分野の協力を大いに推し進め、上海協力機構の枠組みでの調整・協調を緊密化すべきだ」と述べた。

　アタンバエフ大統領は「中国は長年にわたりキルギスに無私の援助を提供し、力強く支持して、キルギスの経済・社会発展を促した。キルギスは中国を誠実な友人、友好的な隣国と見て、対中関係の発展を強く重視している。中国と手を携えて努力し、各分野の交流・協力の一層の成果を促したい。両国関係がさらに高い水準へとたゆまず進むことを信じている」と述べた。（編集NA）

　「人民網日本語版」2012年12月5日