ジェリー・イェン 日本進出10周年でファンミーティング
10日に日本で行われたファンミーティングで、ファンたちと記念撮影を行う言承旭(ジェリー・イェン) (写真提供:苹果日報) |
「流星花園-花より男子-」で知られる台湾の人気俳優・言承旭(ジェリー・イェン)が10日、日比谷公会堂で日本進出10周年を記念する「ファンミーティング2013 “gift”」を開催し、計4000人のファンが集まった。会場で言承旭は、ファンたちと悩みを分かち合ったり、この10年間に起こったさまざまな「初めて」を綴った手紙を日本語で披露して、感極まったファンたちが泣き出す一幕も見られた。言承旭自身も感動で瞳を潤ませ、「よかった。もう少しで泣き出すところだった」と語りながら、ファンたちとの交流の中で、自身の恥ずかしい告白や過去の恋愛感情などについても発言した。香港メディアの報道を引用して新華網が伝えた。
言承旭はこの度ファンミーティング並びに10月26日から日本で公開される映画「花漾」の宣伝プロモーションのために日本へ訪れた。ファンミーティングが行われる会場の収容人数はわずか2000人のため、2回計4000人のチケットは秒殺で売り切れ。原価8800円のチケットはネットオークションなどで5万円にまで値上がりした。
言承旭はファンミーティングでファンたちとお互いの悩みを分かち合った。好きな人がいるが、告白するべきかどうかというファンの悩みに対して、言承旭は自分自身もこういうタイプで、相手が幸せな様子を見るだけで嬉しいと語った。一方、言承旭の悩みは古いものを懐かしんでしまう性質で、古い車やファンから送られたプレゼントなど物がなかなか手放せないというものだった。プレゼントは必要な人にあげても構わないというファンたちに対して、言承旭は笑いながら、「がんばってお金をもうけて、もっと大きな家を買う」と答えた。
また、あるファンは「何事に対しても真面目で、母親思いで、仕事で役に入り込みすぎて怪我をしたりする某台湾スターが好きです。唯一の悩みは日本に来るたびに毎年アルバム1枚を出して、次回コンサートを開くと約束してくれるものの、今だに実現されていないこと」と語ると、言承旭はそれが自分であることを明らかにわかっていながら、わざと「そのスター、知っている。人は言ったことを守らないといけないよね。きっとすごく子供っぽい人なのでは……」と言った後、さらに笑いながら「帰ったら周渝民(ヴィック・チョウ)に伝えておくよ」と語り、会場中の笑いを誘った。
言承旭はこの10年間にファンと共有したさまざまな出来事の記憶を手紙にしたため、日本語でファンたちに披露した。初めて映画を撮った時の思い出、仕事を終えた後街角でラーメンを食べたこと、F4で初めて写真集を撮影したときのこと、F4 で初めて日本でコンサートを開いたときのこと……。この手紙の内容を聞き、多くのファンが感動で涙を流した。
言承旭はこのほか、10月に日本で公開される予定の映画「花漾」のこともしっかりアピール。同映画を撮影中に多くの友人に出会ったことや、ファンに映画を応援してほしいことなどを語った。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年8月12日