米国メディアの報道によると、米国のトップ女優・ジュリア・ロバーツの異父妹ナンシー・モーツ(N ancy Motes)さんが現地時間午後、自宅の浴室で亡くなっていたことが分かった。死因は薬物の過剰摂取という。しかし、米紙「ニューヨーク・デーリー・ニューズ」の12日の報道によると、ナンシーさんは遺書を残しており、そこにはジュリアの言葉によるいじめが原因の自殺であることを示す内容が綴られていたと、関係者が明らかにしたという。ナンシーさんの死後、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされているジュリアは、9日に行われたオスカーランチョンに続いて同日のトークショー「ジミー・キメル・ライブ」もキャンセル。一方、「いじめ」に関する報道に関しては、何のコメントも出していない。
いじめによる自殺?
同関係者は、「これは明らかに自殺。ナンシーは5ページにわたる遺書を残しており、救急隊員もこの遺書を確認している。5ページのうち、3ページには、ジュリアから受けていた言葉によるいじめについて書かれていた。また、1ページは母親のベティー・ルーに宛てたもので、どれだけベティーを愛していたか書かれていた。もう1ページには、5月に挙式を控えていたと言われているフィアンセに宛てた謝罪の手紙だった」と明らかにしている。
肥満を批判?
同紙によると、ナンシーさんの自殺の原因が、ジュリアに向けられるのにはある程度の根拠もあるようだ。ナンシーさんは生前、ツイッターでジュリアと不仲であることを打ち明けていた。例えば、1月19日には、「ジュリアは私のことを罵倒することが癖になっているんじゃない?」など、怒りの気持ちを何度もツイート。さらに、過去には、「私が高校生の時、ジュリアはもう成人した大人だったのに、いつも私が太っていることで嫌味を言っていた。美しい女性である彼女は、外見ではなく、内面を見て私を評価してくれるものと思っていた。でも、私の人生のほとんどの時間、彼女は私の体重で私を評価している」とツイートしていた。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年2月13日