中国の人気バラエティー番組 ロケ地が人気観光スポットに
韓国のテレビ局・MBCのバラエティー番組「パパ!どこ行くの?」のロケ地が韓国人の人気旅行先になったのと同様、中国版の「パパ!どこ行くの?」(5人の有名人が子供とペアになり、田舎暮らしを体験する番組)のシーズン1−2のロケ地となった北京門頭溝斎堂鎮霊水村の知名度も高まった。遼・金の時代から伝わるこの古い村は、周辺の都市部住民の「週末旅行」の新たな人気目的地となった。揚子晩報が伝えた。
同番組の次のロケ地である、寧夏回族自治区の沙坡頭区と雲南省の某地もこのほどメディアよって公開された。現地の観光部門は、同番組の放送に伴う旅行ブームを迎える準備を整えたと表明した。その後の番組のロケ地についてはまだ確定されていないが、すでに各地の旅行局はロケ地になろうと番組側と交渉を進めている。
◆旅館が満室に、観光地の入場料引き上げも
記者が各旅行情報サイトを閲覧したところ、霊水村周辺の宿泊予約量がこのほど激増しており、付近の旅館は11月前まで予約で埋まっていた。多くの店主は記者に対して、連休はほぼ満室になっており、11月の営業日も2週間前でなければ予約できないと語った。