中国の人気バラエティー番組 ロケ地が人気観光スポットに (2)
宿泊料金も高騰している。これまで1泊200元(約3200円)以内であった旅館も、番組放送後は300元(約4800円)以上と約50%増になっている。一部の旅館は週の中頃・週末の宿泊料金プランを提供しており、週末の価格は番組放送前の80%以上となっている。
同番組のシーズン3で登場する沙坡頭区も、放送前に人気観光スポットとなった。宿泊料金が高騰しているほか、サンドスキーなどの価格も高騰しており、観光客の間で物議を醸している。
◆番組に登場した商品が人気に
ロケ地のほかに、番組に登場する子供たちのファッション・グッズも憧れの的になっている。「パパ!どこ行くの?」は、ネット通販サイトの人気キーワードとなった。
シーズン1の放送から2時間後、タオバオには「パパ!どこ行くの?登場商品」と称する77種類の商品が現れ、昨日未明までに712種類に増加した。商品のうち、親子セットの衣料品とリュックサックが大人気となっている。多くのネットショップの店主は、以前流行した番組を上回る勢いだと語った。
ある子供服を販売する店主は、「KIMI、王詩齢、田雨橙ら子供たちの服が人気。一番人気はKIMIと林志穎(台湾出身の俳優・歌手)のお揃いのジャケットで、ほぼ品切れ状態だ」と明かした。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年10月25日