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七夕の興収は22億円超 稼働率トップは范冰冰ラブコメ

 13日の七夕当日、全国の映画興行収入は昨年同期の9100万元(約14億5600万円)を上回る1億4000万元(22億4000万円)に達し、映画史上1日あたりの興収新記録を樹立したことが明らかになった。もっとも今年の七夕シーズンには数多くの新作が公開され観客の好みが分かれたため、単独映画が際立ってヒットしている状況ではなく、1日あたりの興収で上位2位の「パシフィック・リム」と「小時代2」はそれぞれ3550万元(約5億6800万円)と3500万元(約5億6000万円)だった。新京報が伝えた。

 ■ファン・ビンビン主演作「一夜驚喜」が1日あたり座席稼働率の記録更新

 七夕当日の映画館の座席稼働率を見ると、「ソフィーの復讐」で知られる金依萌(ジン・イーマン)監督、范冰冰(ファン・ビンビン)主演の「一夜驚喜」が52%で、「パシフィック・リム」の43%、「小時代2」の39%を上回ってトップを占め、興収2560万元(約4億960万円)で同作品上映以来最高の1日あたりの興収を記録した。現在までの累計興収は8500万元(約13億6000万円)となっている。七夕当日の興行成績をふまえ、多くの映画館で同作品の上映回数シェアを拡大する見通しだ。

 今年の上海国際映画祭で張家輝(ニック・チョン)が金爵奨男優賞を、天才子役・李馨巧(クリスタル・リー)(10)が史上最年少で金爵奨女優賞を獲得した格闘技映画「激戦」は七夕当日にプレミア上映会を行うと同時に、全国3700館で公開され、観客動員数計23万人、興収730万元(約1億1680万円)を記録した。「微博(ウェイボー・ミニブログ)」上で高群書(ガオ・チュンシュー)監督が「小時代」を批判したことで大論争が巻き起こった黄暁明(ホァン・シャオミン)と楊穎(アンジェラ・ベイビー)共演の映画「一場風花雪月的事」(テレビドラマの映画化)は同日の興収が250万元(約4000万円)にとどまり、現在までの累計興収は1820万元(約2億9120万円)となっている。(編集YH)

 「人民網日本語版」2013年8月15日

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