単行本発行部数4400万部を超える週刊少年ジャンプの看板コミック「銀魂」の映画化第2弾「劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」の公開を記念して、先月29日に東京の両国国技館でイベント「劇場版銀魂 銀幕前夜祭り2013」のライブビューイングが行われた。同日、アフレコを担当した声優たちやテーマソングを担当したアーティスト、そして1万人を超えるファンたちが会場に一堂に会し、熱狂的な盛り上がりを見せた。「人民網」が伝えた。
今回のイベント「劇場版銀魂 銀幕前夜祭り2013」は、これまでの「銀魂春祭り2010(仮)」や「銀魂桜祭り2011(仮)」に引き続いて行われた大型ファンイベント第3弾にあたり、昼と夜の2部構成で開催された。声優は、主人公の万事屋3人組の杉田智和(坂田銀時役)、阪口大助(志村新八役)、釘宮理恵(神楽役)、新撰組の中井和哉(土方十四郎役)、鈴村健一(沖田総悟役)、千葉進歩(近藤勲役)、太田哲治(山崎退役)のほかに、寺門通役の高橋美佳子や特別ゲストとして、声優界の大御所である井上和彦や森川智之も登場し、会場で観客たちと交流を図った。このほか、ロックバンド「SPYAIR(スパイエアー)」や原宿系カリスマモデルユニット「AMOYAMO」、新鋭ラップアーティスト「PAGE(ペイジ)」、北海道出身の5人組ロックバンド「MONOBRIGHT」らも会場で「銀魂」アニメシリーズの人気主題歌を披露した。
大ヒットした前作「新訳紅桜篇」から約3年、原作者の空知英秋氏が自らストーリーとキャラクターを書き下ろした「劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」はタイトルにもある「完結篇」のとおり、宣伝のキャッチコピーにも「アニメ『銀魂』堂々の幕引き」と銘打たれたことで、熱い議論が巻き起こり、注目を集めている。29日のイベントでは、特別に劇場版の動画シーンがいくつか公開され、非常に精緻に描かれた画像や激しく心を打つシーンなどが会場のファンたちの期待感を大いに煽った。
「銀魂」は人気漫画家、空知英秋氏が2004年2号より少年ジャンプで連載中の抱腹絶倒のギャグと壮絶アクションを盛り込んだ痛快エンターテイメントコミックで、2006年にテレビアニメの放送が開始された。日本で極めて高い人気を誇るだけでなく、中国でも多くのアニメファンを獲得している。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年7月1日
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