有人宇宙船「神舟19号」が打ち上げに成功 中国初の「90後」の飛行士を迎えた
人民網日本語版 2024年10月30日13:23
有人宇宙船「神舟19号」の打ち上げが30日未明、無事成功した。広大な宇宙は初めて中国の「90後」(1990年代生まれ)の飛行士を迎えた。
神舟19号を搭載したキャリアロケット「長征2号F遥19」が同日未明4時27分、酒泉衛星発射センターで点火され、打ち上げられた。約10分後、神舟19号がロケットから切り離され、予定の軌道に入った。乗組員のコンディションが良好で、打ち上げミッションが無事成功した。
神舟19号有人飛行ミッションを担当する乗組員チームは、蔡旭哲飛行士、宋令東飛行士、王浩沢飛行士の3人からなる。うち宋飛行士と王飛行士は初めて飛行ミッションを担当する「90後」となる。
中国有人宇宙事業弁公室は、「宇宙船は軌道に入った後、予定のプロセスに基づき宇宙ステーションコンビネーションと自動高速ドッキングを行う。神舟19号の乗組員と神舟18号の乗組員が軌道上で交代する。宇宙ステーションでの作業・生活期間中に、神舟19号の乗組員は複数回の船外活動や微小重力基礎物理、宇宙材料科学、宇宙生命科学、宇宙医学、宇宙技術などの分野における実験・試験・応用を実施し、宇宙ステーションデブリ防護装置の設置、船外ペイロード、そして船外プラットフォーム設備の設置・回収などのミッションを遂行する」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年10月30日
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