中日青年友好交流大会が江西省で開催 友情を深める両国の若者
19日、中日青年友好交流大会が江西省南昌市で開催された。(撮影・辛源)
中日青年友好交流大会が19日夜、江西省南昌市の南昌工学院で開催された。中日両国の若者の交流を促進し、友情を深めるのが狙いだ。中国新聞網が伝えた。
中国の江西省と日本の岡山県・岐阜県は友好省県を締結して30年以上になる。
岐阜県国際交流課の安田暁参事は、「江西省と岐阜県が1988年に友好省県関係を締結して以来、双方は産業、文化、青少年など幅広い分野で踏み込んだ交流を展開してきた。このたびの活動で江西の文化・歴史、伝統産業、科学技術についてよく知ってほしいと思う。両国の青少年が相互の交流・学習を通じて、認識と理解を深め、両国の友好関係の発展に貢献してくれることを願う」と述べた。
岡山県国際課の梶谷貴政総括参事は、「岡山県の大学生と高校生は、今回の活動で友達を作り、異なる文化と価値観に触れることを願っている。私もこのたびの交流を通じて、双方の友好関係がさらに密接で安定したものになるよう期待している」と述べた。
日本の愛知県瀬戸市は陶磁器が有名で、1000年を超える陶磁器作りの歴史があり、窯元や工房が至るところに見られる。瀬戸と江西省景徳鎮市は96年に友好都市提携を結んだ。瀬戸西高等学校の教員の大槻規子さんは、「今回の見学訪問の経験が、皆さんの人生の貴重な財産になり、日中友好を絶えず広げていくことになると確信する」と述べた。
江西省青年連合会の胡振燕主席は、「中日関係の未来は若者にあり、両国の若者が友人として今回の活動を契機に、相互の理解を増進し、友情の種をまき、中日の平和友好事業に貢献する力になることを期待する。江西省青年連合会は引き続き日本の各界との交流を強化し、中日若者の協力・ウィンウィン、政策の相互参照、事務の相互協議を共に促進し、人類運命共同体の構築を推進するためにたゆまず奮闘する」と述べた。
江西省外事弁公室の陳俊副主任は、「江西は中日若者の交流を非常に重視し、青少年の交流・相互訪問を32年にわたり展開して友好の『小さな使者』をたびたび育ててきた。彼らは成長して中日関係を推進する『大黒柱』になった」と述べた。
また陳氏は、「今回の江西への旅により、日本の友人たちが江西を好きになり、江西を愛するようになることを願うとともに、自分の家族や友人にも江西に来てもらい、いろいろな所に行ったり見たりしてほしいと思う。日本の友人たちが中日の伝統的な友情をしっかり受け継ぎ、しっかり守り続け、将来は中日友好に携わる人になり、中日友好の感情の絆をより強くし、中日友好の木を更に大きくし豊かに葉を茂らせてくれることを願っている」と述べた。
今回は日本の友好都市の青少年江西訪問団に120人以上が参加し、南昌工学院と江西の関係大学の学生100人以上も交流大会に参加した。大会では、両国の友好都市の代表が贈り物の交換をし、両国の若者が友好交流のためのパフォーマンスも披露した。
今回の交流大会は江西省人民対外友好協会、江西省青年連合会、江西省中華職業教育社が主催し、南昌工学院が共催した。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年8月23日
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