王毅氏の東南アジア歴訪について外交部報道官が説明

人民網日本語版 2024年08月14日14:55

王毅中共中央政治局委員(外交部長)は8月14日から17日にかけてミャンマーを訪問するほか、タイで第9回瀾滄江ーメコン川協力外相会合の議長を務め、中国・ラオス・ミャンマー・タイ非公式外相会合に出席する。外交部(外務省)の報道官が13日、王毅氏の東南アジア歴訪について以下のように説明した。

王氏のミャンマー訪問は、中国とミャンマーの各分野における互恵協力を深め、両国民の友好的感情を揺るぎないものにし、中国ミャンマー運命共同体構築の深化・着実化を推進することを主眼としている。

瀾滄江ーメコン川協力は中国とカンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムが共に話し合い、共に築き、共に分かち合う新しいタイプの地域協力体制であり、2016年の立ち上げ以来、実り豊かな協力の成果を収め、流域6ヶ国の経済・社会発展を力強く促進し、各国民に確かな利益をもたらしてきた。

中国は今回の外相会合を通じて、メコン川流域諸国と共同で協力の進展を整理し、協力の経験を総括し、瀾滄江ーメコン川協力の今後の発展について計画を立て、瀾滄江ーメコン川地域を「一帯一路」(the Belt and Road)の質の高い共同建設のモデル地域、グローバル発展イニシアティブの先行地域、グローバル安全保障イニシアティブの試験地域、グローバル文明イニシアティブの最も優れた地域にして、より緊密な瀾滄江ーメコン川流域諸国運命共同体の構築への一助とすることを望んでいる。

会期中、タイ側の招待に応じて、王氏は中国・ラオス・ミャンマー・タイ非公式外相会合に出席し、地域情勢や国際犯罪の合同取締りなどについて各国と意見交換を行う。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年8月14日

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