謝鋒駐米大使「パンダと同様に中米両国民間の親善を大切に」

人民網日本語版 2024年08月12日15:08

中国の謝鋒駐米大使はこのほど、ジャイアントパンダがカリフォルニア州に再び貸与される事について、米テレビ局NBC7のインタビューを受け、「皆さんがパンダに関心を持つのと同じように中米関係に関心を持ち、パンダを大切にするのと同じように中米両国民間の親善を大切にし、パンダを大切に守るのと同じように世界の平和を大切に守ることを希望する」と表明した。中国新聞社が伝えた。

ジャイアントパンダ「雲川(ユンチュアン)」と「鑫宝(シンバオ)」の貸与が中米関係に対して持つ意味に関する質問に対し、謝大使は「昨年、米国にいるパンダが貸与期間を終えて次々と中国へ戻される中、多くの米国人は、現在の政治情勢の影響を受けて1972年以来初めてパンダが米国からいなくなることを心配していた。カリフォルニア州のある友人は、『雲川』と『鑫宝』が近くサンディエゴに来ることを知ると、私に『パンダは必ず中米に平和と友好をもたらすはずだ』と喜びを伝えた」と語った。

また「今年はちょうど中米国交樹立45周年にあたる。『雲川』と『鑫宝』の貸与は、中米間のパンダ保護協力が途絶えることはなく、人的・文化的交流や地方協力が歩みを止めることはなく、ひとたび開かれた中米両国民の友好の扉が閉ざされることはないという、明確かつ重要なメッセージを伝えた。皆さんがパンダに関心を持つのと同じように中米関係に関心を持ち、パンダを大切にするのと同じように中米両国民間の親善を大切にし、パンダを大切に守るのと同じように世界の平和を大切に守ることを希望する」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年8月12日

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