臭いけど美味しい!中国で1日に660万杯売れるタニシ麺
人民網日本語版 2024年06月24日16:24
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都市の知名度を急上昇させたスープビーフンというと、広西壮(チワン)族自治区柳州市の柳州タニシ麺(米で作った麺とタニシのスープを合わせたスープビーフン)を挙げないわけにはいかない。唐代(618-907年)の文学者である柳宗元は、唐宋八大家(唐から北宋にかけての8人の文人)の一人で、柳州の刺史(州の長官)であったことは広く知られているものの、タニシ麺の初代「PR大使」だったことはあまり知られていない。彼は柳州の刺史の職にあった際、中医学における「体内に溜まった湿気」を取り除く効果があるとして、タニシスープを宣伝していた。それが現在人気を集めているタニシ麺に発展したのだ。中国中央テレビ局(CCTV)のビジネスチャンネルが報じた。
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スープビーフンは今や大きな産業へと発展を遂げている。中国全土のタニシ麺を扱う実店舗では一日に約660万杯のタニシ麺が売れており、サッカー場約30個分以上を埋め尽くすことができるほどの量となる。2023年、柳州タニシ麺の産業チェーン全体の売上高は669億9000万元(1元は約22円)を超えたほか、米国やカナダ、オーストラリアなど20ヶ国・地域以上に輸出され、輸出総額は1億元を超えた。
タニシ麺は現地の産業チェーンにおいて増収と雇用創出を実現しており、「暮らしを豊かにしてくれるスープビーフン」と呼ばれるようになっている。タニシ麺はすでに「最も味わいある中国の代名詞」として世界に発信されている。また今年5月、柳州タニシ麺の英語名は中国語の発音表記「Luosifen」をそのまま採用した「Liuzhou Luosifen」に統一された。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年6月24日
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