北京市、AI大規模言語モデルに供給する3500Pの計算力を追加

人民網日本語版 2024年04月01日14:06

北京データ基礎制度先行エリアが3月26日、北京市海淀区で発足した。先行エリアが海淀区まで拡大した。その発足式では3500P新規計算力が配置された。大規模言語モデル企業に計算力とデータ一体化サービスを提供し、人工知能(AI)の重要要素の供給を強化する。新華網が伝えた。

北京市は2023年11月に全国に先駆けてデータ基礎制度先行エリアの建設を開始した。通州区台湖区域を中核とする68平方キロメートルを受入先に、監督管理方法を能動的に模索・革新し、データ基礎制度総合改革テストケース及びデータ要素集積エリアを構築し、デジタル経済の質の高い発展を促進するようにしてきた。

北京はデジタルの新たな競争の場を切り開き、計算力インフラの整備を急いでおり、現在すでに1万2000Pの計算力供給規模を形成している。計算力は新たな生産力形式として、業界のデジタルトランスフォーメーションにエンパワーメントしている。

中関村サイエンスシティ管理委員会副主任で、海淀区副区長の唐超氏は、「人材、資源、エコシステムなどの優位性に立脚し、北京市海淀区はAI産業先進地の建設に取り組んでいる。大規模言語モデル及び汎用AI発展のイノベーションエコシステムを構築する一方で、スマート計算力、データ集積、ソフトウェアサポートを強化し、開放と協同のイノベーション応用エコシステムを構築する。現在スマート計算力プラットフォームの建設が加速しており、天津市・河北省・内蒙古(内モンゴル)自治区などの北京周辺地域と緊密に連動する一体化スマート計算ネットワークを形成し、各種イノベーション主体に質の高い計算力のオープンサービスを提供する」と述べた。

北京市は今年、公共スマート計算力を新たに8000P追加し、計算力を渇望するAI企業にタイムリーな支援を届ける計画だ。北京AI公共計算力プラットフォーム京能上荘ノード2000P高性能計算力がすでに配置済みで、いち早く3500Pの計算力供給に達した。年内に産業発展の需要に結び合わせさらに拡大し、1万Pの計算力を構築し、大規模計算力クラスターを形成する計画だ。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年4月1日

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