【イラストで読み解く】国際貿易体制を破壊する米国

イラスト作成・馬宏亮（イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止）

米通商代表部（USTR）はこのほど発表した、中国の世界貿易機関（WTO）加盟時の約束履行状況に関する年次報告書で、中国の約束履行の実績を否定し、「国際経済・貿易体制に対する最大の挑戦」として中国の経済・貿易体制及び政策を非難した。

これは露骨なイメージ毀損以外の何物でもない。WTO加盟以来、中国はWTO及び世界経済・貿易の発展に多大な貢献を果たしてきた。中国はWTO加盟国のうち最大の発展途上国として、常に揺るぎなく多角的貿易体制を支持し、真の多国間主義を実践してきた。現在、中国は物品貿易で世界首位、サービス貿易で世界2位に躍り出ており、140以上の国や地域にとって主要な貿易相手国となっている。

米国は近年、「米国第一」を推し進め、WTO協定に背き、貿易において一方的な覇権行為を行い、差別的な産業政策を策定し、グローバルな産業・サプライチェーンを撹乱し、国際貿易秩序に深刻な影響を与えている。米国こそが、国際貿易体制に対する最大の挑戦なのである。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年3月15日