【イラストで読み解く】米軍人が在米イスラエル大使館前で抗議の焼身自殺

人民網日本語版 2024年02月29日15:41

イラスト作成・譚希光(イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止)

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米ワシントンのイスラエル大使館前で2月25日、米空軍に所属する現役軍人のアーロン・ブッシュネル氏が、ガザ地区におけるイスラエルの軍事行動によってパレスチナの民間人多数が死傷していることに抗議して焼身自殺を図った。

ブッシュネル氏はこうした極端な手段で抗議を行ったうえ、焼身自殺の過程をSNSでライブ配信し、「私はジェノサイドに加担しない」と語っていた。その後、救命措置が取られたが死亡した。25歳の若さだった。米国防総省報道官はこれを「悲劇的な出来事」と述べた。

米国はイスラエルの最も重要な同盟国だ。今回のパレスチナ・イスラエル衝突の発生以来、米国はイスラエルに大量の軍事支援を行うだけでなく、イスラエルのために空母艦隊を地中海と紅海に派遣したうえ、国連でガザ地区における停戦を求める決議案に繰り返し拒否権を発動して、全世界の不満を招いてきた。

ガザ地区保健当局の最新統計によると、イスラエルの軍事行動によって、ガザ地区ですでにパレスチナ人3万人近くが死亡し、約7万人が負傷した。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年2月29日

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