中国の再生可能エネルギー発電設備容量、火力発電を上回り全国の50%以上に

人民網日本語版 2023年12月22日13:46

国家エネルギー局の最新データによると、再生可能エネルギーはすでに中国の電力供給保障の新たな力になっている。その総発電設備容量は14億5000万kWに達し、全国に占める割合が50%を超え、史上初めて火力発電を上回った。現在、全国の総発電設備容量は約29億kW。新華社が伝えた。

これは21日に行われた2024年全国エネルギー活動会議で発表されたものだ。現在までの年内の再生可能エネルギー発電量は3兆kWhで、社会全体の消費電力量の約3分の1を占めている。風力・太陽光発電量はすでに同期の都市部・農村部の一般家庭の消費電力量を上回り、社会全体の消費電力量に占める割合で15%を超えている。

国家エネルギー局は風力・太陽光発電の発展を加速させている。大型風力・太陽光発電拠点の建設が順調に進んでいる。11月末時点で第1期の4516万kWが完成し系統接続した。第2期と第3期はすでに5000万kW以上が承認され、続々と着工している。全国の風力・太陽光総発電設備容量は10億kWを突破し、電力新規設備容量の主体としての地位がより強固なものになっている。一般家庭用太陽光発電規模は1億kWを突破し、500万世帯余りの農家をカバーしている。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年12月22日

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