中国の再生可能エネルギー発電設備容量が14億kWを突破

国家エネルギー局によると、中国全土の再生可能エネルギー発電設備容量が今年6月に13億Kwを突破したのに続き、再び記録を更新した。10月末時点で14億kWを突破し、前年同期比20.8％増の14億400万kWに達し、全国の発電設備容量の約49.9％を占めた。うち水力発電は4億2000万kW（通常の水力発電は3億7000万kW、揚水発電は5004万kW）、風力発電は4億400万kW、太陽光発電は5億3600万kW、バイオマス発電は4400万kW。全国の再生可能エネルギー発電設備容量は年内に14億5000万kWを、風力発電・太陽光発電は10億kWを突破する見込みだ。人民日報が伝えた。

全国の今年1−10月の再生可能エネルギー発電新規設備容量は1億9100万kWで、同90.8％増の1億kW近く増加し、全国の新規発電設備容量の76.4％を占めた。うち水力発電は844万kW、風力発電は3731万kW、太陽光発電は1億4200万kW、バイオマス発電は232万kW。今年の全国の風力発電・太陽光発電新規設備容量は2億kWを突破する見込みだ。

今年1−10月の全国の再生可能エネルギー発電量は2兆3300億kWhに達し、全国の総発電量の31.8％を占めた。全国の再生可能エネルギー発電量は年間3兆kWhに達し、社会全体の電力消費量の約3分の1を占める見込みだ。（編集YF）

「人民網日本語版」2023年12月1日