世界初の再生可能エネルギー水素製造・排出削減方法論が国連で承認

人民網日本語版 2023年10月10日15:38

中国水素エネルギー連盟が8日に明らかにしたところによると、同連盟研究院が先頭となり打ち出した世界初の再生可能エネルギー水素製造・排出削減方法論はこのほど、国連クリーン開発メカニズム(CDM)理事会第119回会議で審査・承認され、正式にCDMの124番目の大型方法論となり、世界の再生可能エネルギー水素製造・排出削減方法論の空白を埋めた。科技日報が伝えた。

中国水素エネルギー連盟研究院は2022年5月から現在まで、国家エネルギー集団水素エネルギー科技公司や氢溯科技公司などと共同で、再生可能エネルギー水素製造の排出削減のポテンシャルの広範な調査研究と体系的な研究を行ってきた。再生可能エネルギー水素の製造・排出削減方法のシステム境界、再生可能エネルギーの使用割合などの重要要素を持続的に最適化し、最終的に再生可能エネルギー水素製造・排出削減方法論を打ち出した。

同方法論の承認はその完全性、科学性、適用性が権威ある機関から認められたことを示している。再生可能エネルギーまたはハイブリッド電力が対応する水電解水素製造プロジェクトに正式に応用でき、専門ユーザーに供給できる。将来的に中国水素エネルギー連盟はこれを契機に、国家級水素エネルギー産業シンクタンクの役割を発揮し、多くのメンバー機関をよりどころに、自身の排出削減方法論を活用し、作業の基礎を開発し、再生可能エネルギー水素製造プロジェクト炭素排出計算及び炭素資産開発モデルプロジェクトの実施を推進し、中国の水素エネルギー産業の質の高い発展に寄与する。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年10月10日

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