中国が育成した大学院生の延べ数がすでに1100万人以上に
人民網日本語版 2023年12月13日15:18
中国教育部(省)は11日に上海で開催した「新時代の大学院生教育改革」をテーマとした座談推進会において、中国はこれまでにすでに累計1100万人以上の大学院生を育成してきたことを明らかにした。新時代に突入する中、中国全土の大学院生育成機関約780機関はこれまでに、経済と社会の発展の主戦場に、博士課程修了者60万人以上、修士課程修了者670万人以上を送り出してきた。2022年だけを見ても、在学中の大学院生は365万人に達している。新華社が報じた。
近年、数学や物理、化学、生物といった基礎学科が強化され、理学や工学、農学、医学の博士課程と修士課程が、全ての博士課程と修士課程に占める割合は安定してそれぞれ約70%と50%をキープしてきた。また、量子科学・技術や先進エネルギーといった39の目録外一級学際系学科課程、半導体材料と部品といった6196の目録外二級学科、または学際系学科課程が新設され、大学院生教育の科学フロントやカギとなる分野に対する下支え能力が増強されている。
教育部は、今後3年以内に、しっかりとした基礎を備え、実戦型で、企業の技術をめぐる切実な難題を集中的に解決できるハイレベルなイノベーション人材を多く育成したい考えだ。そして、社会でニーズが高く、人材不足が深刻な学科と専攻のレイアウトを加速し、学科と専攻の地域レイアウトを最適化するほか、AI技術の大学院生教育に対する影響を深く研究し、政策と技術のストックを進める計画だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年12月13日
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