今年も輸入博に戻ってきたアフガニスタンの青年　上海

第6回輸入博の食品・農産物展示エリアで、出展者のために試食用のアフガニスタン産松の実を準備するアリさん（写真中央、11月6日撮影・王翔）。

アフガニスタン出身の青年・アリ・ファイズさんは、これまでに4回、中国国際輸入博覧会（輸入博）に参加した経験があり、いわば輸入博の「旧友」と言える。2014年に中国語を学ぶために中国に留学した彼は、アフガニスタンの製品を中国で目にすることがほとんどないことを知り、中国市場が持つ潜在力を感じ、アフガニスタンの製品を中国の消費者にもっとPRしようと決心したという。新華網が伝えた。

アリさんとパートナーは2020年、アフガニスタン製のハンドメイド絨毯を携え、輸入博に初めて出展した。そして輸入博が中国、さらには世界にアフガニスタンの製品を広めるチャンスであると考えたアリさんは、4年連続で輸入博に出展した。彼の出展ブースは、年々どんどん大きくなり、出展する商品もバラエティに富んできている。彼はこれからも商品の種類を増やし、より多くのアフガニスタンの製品を中国市場に届け続けたいと思っている。（編集KM）

「人民網日本語版」2023年11月9日