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カスタマイズされた気象サービス、天津スマート港の建設をサポート

人民網日本語版 2023年06月19日14:05
カスタマイズされた気象サービス、天津スマート港の建設をサポート

天津港は中国最大の人工港だ。天津港集団はここ数年にわたり、「スマート港」の計画・建設が急ピッチで行われてきた。スマート港の建設では、港の気象モニタリング技術と予報・早期警戒情報に、より多くのより高い基準が求められている。人民網が伝えた。

天津港第二コンテナ埠頭公司操作部サブマネージャーの李秋氏は、「港の業務は人、機械、貨物、船、環境などからなる複雑で膨大なシステムだ。悪天候(強風、濃霧、高潮など)は港の船の出入りと荷下ろしに影響を及ぼし、渋滞を発生させ、さらには業務が停止してしまうことがあり、港の企業と貨物船に大きな経済的損失をもたらす」と説明した。

天津浜海新区気象局の研究員級上級エンジニアの沈岳峰氏によると、天津港スマート気象サービスシステムの構築を通じ、「津港気象」微信(WeChat)企業アカウントを開設することで、異なるソース・異なる形式の各種気象データ、海洋データ、港生産データを深く融合させ、スマート港の急速な発展の需要に合致した多次元、マルチスケール、多層的、マルチソースの可視化立体型総合モニタリングプラットフォームを構築した。

同システムは港リアルタイムモニタリング、精密化予報・早期警戒情報、意思決定サポート、超短期予報、過去気象資料検索など複数の機能を持つ。港エリア内の38社の企業に短期予報、中長期予報、停泊地気象予報などの豊富な港気象サービス商品を提供する。気象予報・早期警戒情報はさらに天津港と業務取引のあるすべての省・区・市をカバーしている。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年6月19日

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