习专栏

強風でも作業できる中国の国産第3世代高耐波性地面効果翼機が登場

人民網日本語版 2023年04月28日08:31

中国船舶科学研究センターの某試験基地がこのほど明らかにしたところによると、中国の地面効果翼機が再び重要なブレイクスルーを達成した。同センターが新型材料を採用し開発した第3世代高耐波性地面効果翼機は30数回の海上試験により、複数の技術的性能が世界トップレベルであることが分かった。今後は海洋の開発・利用を加速させるための重要な海上高速輸送・作業プラットフォームを提供することになる。科技日報が伝えた。

同センター地面効果翼機チーフエンジニアの石亜軍研究員によると、地面効果翼機はエクラノプランとも呼ばれ、海上航行と水面すれすれの飛行機能を持つ新型水上交通機関だ。地面効果を利用することで抵抗を減らし、浮力を得る。その航行速度は一般的な船の数倍から十数倍で、世界で最高速の船だ。水面で機動的で、停泊でき、独特な性能面の優位性を持ち、各種海上緊急任務をスピーディに実行できる。

第3世代高耐波性地面効果翼機は全炭素繊維構造を採用し、定員は12人、満載時の離陸重量は4.5t、最高速度は240km/h、有効航行時間は6時間。風浪階級4(波の高さが1.25~2.5m)と風速17.2~20.8m/sでも安全に作業できる。

水上の目標を発見してから、超低空の水面すれすれの飛行を長時間維持し、正確な捜索と確認ができる。目標を確認した後、近くで着水し、救助を実施する目標まで高速航行できる。着水に適さない状況であれば、水面すれすれの低空飛行により目標に向かいボートなどの救命道具及び緊急物資を投下し、遭難者を速やかに支援できる。さらに短時間内に島もしくは海岸に飛行し、その目標の捜索または物資投下を行える。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年4月28日

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