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李克強総理は9日午後、カンボジアのフン・セン首相とプノンペン市内で会談した。新華社が伝えた。
李総理は「中国とカンボジアには厚い伝統的友情と高度の政治的相互信頼があり、各分野の実務協力で実り豊かな成果を挙げている。中国はカンボジアと上層部の交流や意思疎通を緊密化し、互いの核心的利益と重大な懸念に関わる問題で支持し合い、両国の包括的・戦略的協力パートナーシップの持続的で健全的な発展を推進し、両国民により良く幸福をもたらすことを望んでいる」と表明。
「中国はカンボジアと来年の国交樹立65周年を契機に、『中国カンボジア友好年』関連行事を成功させることを望んでいる。カンボジアの農業の科学技術化レベル、産業化レベルの向上を支持し、カンボジアの優れた農産物の輸入を拡大し、大型プロジェクトを推進し、カンボジアの工業化の加速を支持していきたい。カンボジアの地雷除去活動を支援し、道路、医療、給水などの支援プロジェクトをしっかりと実行し、民生改善を可能な限り支援していきたい。科学技術、教育、文化などの分野で協力を深め、両国間の直行便を増やし、カンボジア人留学生が中国で学ぶことを歓迎する」とした。
さらに「安定し、発展し、繁栄するカンボジアは地域の安定と発展の維持、中国とASEANの関係促進にとって重要な意義を持つ。中国はカンボジアがASEAN輪番議長国としてASEAN関連首脳会議を成功させることを全力で支持し、ASEANの団結と中心的地位を揺るぎなく支持し、ASEAN主導の地域協力枠組みを支持し、ASEANが世界と地域の平和及び発展の促進により大きな役割を果たすことを支持する」と強調した。
フン・セン首相は「カンボジアは『一つの中国』政策を揺るぎなく遂行し、カンボジア中国運命共同体の共同構築を支持しており、中国と共に来年の国交樹立65周年記念行事を成功させ、貿易、投資、農業、エネルギー、インフラ、公衆衛生、人的・文化的分野などで交流や協力を強化し、両国の関係と協力のさらなる発展を推進することを望んでいる」とした。（編集NA）
「人民網日本語版」2022年11月10日
