26日、「海棠よ桜よ永遠に――周恩来と中日友好」写真展の開幕式に招待を受けて出席した中国の孔鉉佑駐日大使。(撮影・朱晨曦) |
中国の孔鉉佑駐日大使は26日、「海棠よ桜よ永遠に――周恩来と中日友好」写真展の開幕式に招待を受けて出席した。中国新聞網が伝えた。
孔大使は「周恩来総理は偉大な政治家にして傑出した外交家であり、中国国民の幸福、中華民族の復興、人類の進歩のための事業に全力を尽くして奮闘し、世界の人々から大いに敬慕され、敬愛された。周総理は青年時代に、国と民を救う道を求めて渡日し、日本と深い縁を結んだ。新中国成立後には、中日両国の見識ある人々を団結させ、率いて、民間交流を開拓し、友好の基礎を固め、困難と障害を克服して、当時の日本側の政治家と共に国交正常化の実現という政治決断を下し、中日関係の歴史に平和・友好、協力・ウィンウィンという新たな章を開き、最も急速に発展し、両国民に最も多くの幸福をもたらし、地域と世界に最も大きな影響を及ぼした中日関係の50年を築いた」と指摘した。
孔大使は、主催者側が写真展を入念に企画・開催したことを高く評価。「両国のさらに多くの関係者が、周総理の政治的知恵と広い度量を知り、苦労して勝ち取った中日関係発展の歩みを振り返り、両国の上の世代の指導者が中日関係の開拓のために払った貴重な努力を銘記し、国交正常化50周年を契機に、国交正常化の初心と原点に立ち返り、歴史の経験と示唆を汲み取り、『小異を残して大同につく』という東洋の知恵を発揚し、中日間の4つの基本文書の原則と精神を厳守し、両国首脳間の重要な共通認識の指し示す目標と方向に従い、中日関係が常に平和・友好・協力という正しい軌道に沿って健全かつ安定的に発展する後押しをし、新しい時代の要請にふさわしい中日関係を共に構築することを希望する」と述べた。
写真展は、時系列に沿った約200枚の歴史的写真を通じて、周総理の生涯と中日国交正常化への重要な貢献を4部構成で詳しく振り返るものとなっている。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年9月28日