河南省の鄭州大象陶磁博物館で現在、中国5省の10ヶ所の窯から出土した唐の時代の鉛釉を施した陶器「唐三彩」を比較する初の特別展が開催されている。新華網が報じた。
発掘調査の結果、中国で「唐三彩」を製作していたことが確認されている窯跡は、河南省の鞏義窯、河北省の定窯、井陘窯、邢窯、陝西省の黄堡窯、醴泉坊窯、東市窯、四川省の邛崍窯、山西省の渾源窯、沢州窯の10ヶ所となっている。今回の「比較展」では、その10ヶ所で製作された「唐三彩」約300点が展示されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年8月31日