北京で開催中の世界ロボット大会2022で明らかになったところによると、中国はすでに世界最大のロボット応用市場になっている。中国の2021年の産業用ロボットの生産台数は前年比68%増の36万6000台、サービスロボットの生産台数は同47%増の921万4000台に達し、特殊ロボットの市場規模も安定的に拡大している。同時に中国のロボット産業の基礎能力が大幅に向上し、精密減速機などのコア部品に段階的な進展があり、中国内外の完成機企業から広く認められている。ROS(Robot Operating System)を始めとする中核ソフトウェアの一部のキーテクノロジーに進展を遂げるとともに、実際に応用されている。人民日報が伝えた。
工業・情報化部(省)の関係責任者によると、世界のロボット産業チェーンとサプライチェーンにおける互いになくてはならない相互融合が深化し続けている。一方で、グローバル企業が中国市場により深く融合しており、複数のグローバルなロボットのリーディングカンパニーは中国現地での研究開発と生産を強化し、中国市場に融合しようとしている。他方で、中国のロボット企業が海外進出の力強い勢いを示し、グローバルな展開に積極的に取り組み、研究開発センターを共同で設立している。減速機やサーボモーターなどのコア部品企業が世界のリーディングカンパニーのサプライチェーンに進出し、協力の幅と深さが拡大し続けている。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年8月22日