メーデー5連休の交通機関利用者は1億人の予想 飛行機は前年比7割減へ

人民網日本語版 2022年04月29日16:33

「メーデー5連休」となる4月30日から5月4日の交通機関利用者は、昨年より大きく減少し、「今いるところでお出かけ」や近場を旅行したりする人が多くなると予想されている。人民網が各社の報道をまとめて報じた。

具体的に見ると、5連休中の交通機関利用者は延べ1億人、1日当たり平均2000万人の予想となっており、前年同期比で約62%減少しそうだ。利用者のピークは初日の4月30日で、延べ2250万人の予想となっているものの、前年同期比では約61%少なくなっている。新型コロナウイルス感染拡大の動向や各地の新型コロナウイルス対策の影響を受け、5連休中の人々の移動半径は例年に比べて目に見えて縮小しそうだ。

道路網の状況を見ると、5連休中の全国高速道路の通行量は前年同期比約49%減の1日平均2700万台と予想されている。

民用航空の利用者が前年比7割減へ

民用航空局が28日に開いた定例記者会見で、同局運輸司の梁楠司長は、「新型コロナウイルス感染症の影響で、人々の旅行意欲が低い状態になっている。現時点の飛行機チケットの予約状況からして、メーデー5連休中の民用航空利用者は延べ200万人、1日平均約40万人で、前年同期77%減となりそうだ」と説明した。

民用航空局航空安全弁公室の呉世傑副主任によると、3月における業界全体の運輸航空飛行時間は前年同期比55.0%減の43万3000時間で、ゼネラル・アビエーションの飛行時間は同4.8%増の10万7000時間だった。また3月21日には中国東方航空MU 5735便墜落事故が生じた。中国全土の定時運航率は97.6%だった。(編集KN)

「人民網日本語版」2022年4月29日

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