国家知的財産権局(知財局)の申長雨局長の説明によると、2021年に中国が授与した発明特許は69万6千件に上り、人口1万人あたりの高付加価値の発明特許保有件数は前年比1.2件増の7.5件に達した。中国の特許出願者が「特許協力条約(PCT)」に基づいて提出した国際特許出願件数は6万9500件に上り、3年連続で世界トップだった。承認された登録商標は773万9千件で、中国国内の特許出願者からのマドリッド国際登録出願は5928件。新たに認定された地理的表示(GI)が保護される商品は99件、新たに認可された地理的表示の証明商標や団体商標は477件。作品の著作権登録件数は398万4千件、コンピューターソフトウェアの著作権登録件数は228万件。授与された植物新品種権は3979件。特許と商標の出願段階での資金援助や奨励金を全面的に撤廃し、正常でない特許の出願と悪意ある商標の登録行為を厳しく取り締まった。世界知的所有権機関(WIPO)が発表した「グローバル・イノベーション・インデックス2021」によれば、中国は世界ランキング12位となり、9年連続で順位を上げたという。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年4月28日