看護師の佳英さんは両親には内緒で、新型コロナウイルス感染拡大が続く上海市を支援するための江蘇省上海支援医療チームに参加し、上海市の浦東臨港方艙医院(臨時医療施設)での医療活動に従事していた。そして両親に電話するたびに、彼女は南京市で元気にしていると偽っていた。その一方で、上海で働く彼女の両親もまた、PCR検査で陽性となったことを娘に内緒にしていた。彼女の両親は相前後して、治療のため佳英さんの働く浦東臨港方艙医院に収容されていたのだ。そして佳英さんの母親が突如腹痛に見舞われたことをきっかけに、実は毎日互いの無事を連絡し合っていた家族全員が、同じ臨時医療施設にいたことを知ることになったという。(編集TG)
「人民網日本語版」2022年4月20日