過去1年間、あなたのお金はどこに使われただろうか。このほど中国の2大第三者決済プラットフォームの微信(WeChat)と支付宝(アリペイ)が2021年度の明細書を発表した。
思った通り、明細を見たネットユーザーは改めて自分に問いかけることになった。「こんなにたくさん稼いだ記憶がないのになぜ?」、「どうしてこんなにお金を使ってしまったんだろう?」、「これだけのお金がどこから来たのか?」
多くのネットユーザーが過去1年間の消費金額に驚き、「まさか何もないところからお金を作り出したんだろうか?」といぶかしむ人さえいる。
ある消費者は、「アリペイの年間明細書から自分の収支状況を判断するのは、実はそれほど正確なやり方ではない。ネットショッピングの返金や振込などもすべて計算に含まれていて、実際よりもちょっと多い金額になっているからだ」と話した。
明細を見た多くのネットユーザーは、驚きつつ密かに2022年最初の目標「今年は浪費しない」を心に誓い、それぞれの心得を発信して他のユーザーと共有し合った。
「過去1年間、食品デリバリーを頼みすぎたと思う。新しい年にはできるだけ自分で食事を作りたい」と発信したユーザーがいる。
「去年はお金を使いすぎたし、必要のないものをたくさん買ってしまった。今年は収入を増やして支出を抑え、出費を少なくして貯金を増やすことを目標にする」と発信したユーザーもいる。
支出や収入だけでなく、この年間明細書には消費者が1年間にデリバリーを頼んだ回数や足を運んだ店舗の数も記されている。
支付宝、微信、京東、美団などのネットプラットフォームは、今年も自社の年間明細書を相次いで発表した。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年1月6日