華北最大の湿地生態系である白洋淀は、華北地区中部における野生鳥類の重要な生息地だ。河北省雄安新区の設立後、生態環境管理が深化され続けるのに伴い、白洋淀の水質は、過去10年で最高のレベルにまで回復している。そして新たに生まれ変わった現在の白洋淀は「鳥たちの楽園」となっている。人民網が伝えた。
今冬に入ってから、白洋淀湿地保護区管理センターの職員や地元のバードウォッチャーたちは、国家一級重点保護野生動物に指定されているノガンやアカハジロ、ナベコウ、そして国家二級重点保護野生動物のカタグロトビやクロヅルといった希少鳥類を次々と目にする機会に恵まれている。なかでもアカハジロは、2ヶ所の異なる水域で見つかっており、その数は延べ120羽以上となり、例年にはない多さとなっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年12月23日