9月3日は中国人民抗日戦争勝利記念日であり、世界反ファシズム戦争勝利記念日でもある。
中国人民抗日戦争記念館に展示されている抗戦の歴史の資料写真。(撮影・侯宇)
1945年9月2日、日本代表が米戦艦「ミズーリ号」の甲板で無条件降伏の文書に調印した。これにより、中国人民抗日戦争は勝利で終結し、世界反ファシズム戦争も勝利で終結した。
資料写真:北京市民が中国人民抗日戦争記念館を見学する様子。(撮影・韓海丹)
新中国が成立した後、1951年8月13日、政務院(当時)が通告を出し、抗日戦争勝利の記念日を9月3日に改めた。
2014年2月27日、第12期全国人民代表大会常務委員会第7回会議で、国の立法作業を通じ、毎年9月3日を「中国人民抗日戦争勝利記念日」にするとの決議案が可決され、確定した。
抗戦の歴史の資料写真。(撮影・侯宇)
1931年から1945年まで、14年間にもわたって、600万平方キロメートルに及ぶ中国の国土は占領され、4億人の同胞が虐げられ、抑圧された。
14年間の血みどろの戦いで、3500万人を超える同胞の死傷者を出した後、正義は最終的に悪に打ち勝った。
それから76年、時は移り変わり、私たちは今、盛え繁栄した中国に暮らしている。祖国は強大になり、私たちはもはや虐げられたり抑圧されたりすることはない。
7月1日午前、中国共産党創立100周年祝賀大会が北京の天安門広場で盛大に行われた。(撮影・韓海丹)
決して屈することのなかった抗戦の歴史に敬意を表し、そしてこう心に刻もう。
歴史を忘れず、平和を大切に!(編集KS)
「人民網日本語版」2021年9月3日