アカウミガメの7匹の赤ちゃんがこのほど、青島海昌極地海洋公園で次々と殻を破った。これは中国初のアカウミガメ(国家1級保護動物)の人工繁殖でもある。青島海昌極地海洋公園のメスのアカウミガメが6月1日、30個産卵した。孵化ケース内での70日以上にわたる孵化を経て、7匹の赤ちゃんが殻を破った。うち正常に発育している6匹が安定的に餌を口にしている。新華網が伝えた。
青島海昌極地海洋公園は国家科学教育拠点で、海洋動物の保護・繁殖の研究に取り組んできた。今回のアカウミガメ繁殖成功は、海洋館の室内におけるウミガメの飼育・繁殖の実現可能性を再び証明しており、野生ウミガメ資源の回復の重要な措置になる。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年8月26日