中国有人宇宙事業弁公室によると、宇宙貨物船「天舟3号」の打ち上げ任務を遂行するキャリアロケット「長征7号遥4」がすでに工場を出る前のすべての研究・製造作業を終え、北京時間16日に無事に文昌航天発射場に運ばれた。
長征7号遥4はすでに到着していた天舟3号と共に、計画に基づき発射エリアでの総組立・試験を展開する。神舟13号の打ち上げ任務を遂行する有人宇宙船とキャリアロケットは現在、酒泉発射場で計画に基づき同時に各種準備作業を展開している。
中国の有人宇宙事業が宇宙ステーション段階に入った後、複数の任務の同時進行が常態化している。現在2カ所の発射場の施設・設備はコンディションが良好で、試験で使用される各システムが全力で任務の準備を展開しているところだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年8月17日