北京市延慶区にある九眼楼長城(万里の長城)生態展示エリアは現在、木々が青々と茂り、初夏の気配を漂わせている。「万里の長城」における最大規模の展望台である「九眼楼」は、緑豊かな火焰山の主峰・標高1141メートルに位置し、堂々たる雰囲気を漂わせている。北京日報が報じた。
「万里の長城」の中で最大の規模と規格の展望台である「九眼楼」は、明(1368‐1644年)の時代の薊鎮と昌鎮、宣鎮に広がる3つの長城の接点で、長城の内外がこの場所で交差している。
九眼楼長城生態展示エリアは、豊富な森林地資源を合理的に利用し、親子旅行や研究・学習ツアー団体、アウトドアスポーツ団体などと提携し、その価値をさらに深く掘り下げており、ネット上で人気の観光地を構築できるよう取り組んでいる。夏になると、観光客はこの地でハイクオリティの万里の長城関連の文化を見学や体験できるほか、ハイキングやスポーツを楽しむことができ、さらには、親子教育、森林療養などにもピッタリな場所となっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年5月17日