商務部(省)の高峰報道官は13日の記者会見で、「中国はワクチンを国際公共財とすることを最も早く打ち出し、かつ積極的に実行してきた国だ。現在、世界貿易機関(WTO)加盟国はワクチンの世界的なアクセシビリティの問題を議論している。WTOはこの方面で積極的な役割を果たすことができると、中国側は考える。WTOの提案によりワクチンなど新型コロナ対策物資の特許権放棄をめぐり、文書協議段階に入ることを中国側は支持する」と表明。
また、「次の段階において、中国は各国が共にできるだけ早く新型コロナウイルス感染症に打ち勝つことができるよう、各国と共に積極的に協議に参加し、バランスの取れた実効性ある解決策での妥結を後押ししていく」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年5月14日