習近平総書記が山東大学「文史哲」編集部に返書

 2021年05月11日11:38

習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は9日、「文史哲」編集部に宛てて返書を送り、哲学・社会科学誌をしっかりと刊行することへの切なる期待を表明した。新華社が伝えた。

習総書記は返書の中で、「『文史哲』は創刊から70年間、党の指導の下、歴代の編集者が革新を堅持し、バトンを受け継ぎ、中華文明の発揚と学術研究の繁栄といった面において数多くの働きをし、国内外において一定の名誉を勝ち取ってきた。皆さんの払った努力は評価に値する」と指摘。

また、「中国人であることの気概と底力を強化し、世界が中国をより良く認識し、知るようにするには、中華文明を深く理解し、歴史と現実、理論と実践を結び付けて、より良く中国の路線を堅持し、中国の精神を発揚し、中国の力を結集する方法を深く解釈する必要がある。この重要な課題にしっかりと回答するには、数多くの哲学・社会科学者が共に努力し、新たな時代の条件の下で中華の優れた伝統文化の創造的転化、革新的発展を後押しする必要がある」とした。

1951年5月創刊の山東大学「文史哲」誌は新中国成立後初めて創刊された大学の文科系学術誌であり、現在中国で最も長い歴史を持つ総合的人文社会科学系定期学術誌でもある。「文史哲」編集部は先ごろ習総書記に宛てた書簡で過去70年間の同誌の成果を報告。新時代の使命を担い、同誌の役割をしっかりと発揮し、民族の復興に力を捧げる決意を表明していた。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年5月11日

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