3月30日、新疆国際エキシビションセンターで「新疆のテロ対策と脱過激化闘争特別展」を見学するSCO事務総長及び関係国の駐中国大使・外交官一行からなる新疆訪問代表団。
上海協力機構 (SCO)のウラジミール・ノロフ事務総長及び関係国の駐中国大使・外交官一行30人余りの代表団が3月30日、新疆維吾爾(ウイグル)自治区を訪問した。新疆日報が伝えた。
今回の訪問に参加したのはアルメニア、タジキスタン、ベラルーシ、ネパールなど20か国以上の大使や外交官だ。
3月30日、訪問代表団はウルムチ市内のモスクを見学した。写真は宗教者に贈り物をするノロフSCO事務総長(左)。
代表団は烏魯木斉(ウルムチ)、喀什(カシュガル)、阿克蘇(アクス)で、特別展や宗教施設、貧困脱却事業、寄宿制学校などを見学した他、一般家庭への訪問、宣伝イベント「新疆は良い所」への参加などを行った。
3月30日、訪問代表団は新疆国際大バザールを見学した。写真は踊りに加わった訪問団参加者。
ノロフ事務総長は、「『一帯一路』」(the Belt and Road)建設は沿線各国に新たなコミュニケーションスタイルと協力の場を提供した。中国の新疆はシルクロード経済ベルトの中核地域であり、近年急速に発展している。見学訪問と相互交流を通じて、各国と中国・新疆の経済・貿易分野における実務協力を一層後押しし、文化交流や民心の通じ合いを促進したい」とした。 (編集NA)
「人民網日本語版」2021年4月2日