西側諸国の新疆関連制裁を中国が強く非難

 2021年03月24日15:25

米国、カナダ、英国、EUが嘘と虚偽情報に基づき、人権を理由に中国の新疆維吾爾(ウイグル)自治区の関係個人・機関に制裁を科したことについて、外交部(外務省)の華春瑩報道官は23日、「中国はこれを強く非難する。彼らは最終的に自らの愚かさと傲慢さの代償を払うことになるだろう」と表明した。

華報道官は質問に答えた際、「すでに中国外交部の責任者がEUと英国の駐中国大使を呼び出し、厳正な申し入れを行った。22日夜、中国側は直ちに厳正な立場を表明するとともに、EUの関係機関・個人に制裁を科すことを宣言した。すでに米側とカナダ側にも厳正な申し入れを行った」と説明。

「中国の新疆地区の各民族の人々は安定・安全・発展・進歩を享受している。これは最も成功した人権ストーリーの1つだ。だが米、英、加、EUの一部の政治屋がこの事実を認めたくないのは明らかだ。彼らは一部の反中政治屋といわゆる学者が悪意をもって捏造したいわゆる『証拠』を、まるで宝物でも手に入れたかのように扱っている。彼らのする事なす事が、中国人民の名誉と尊厳に対する中傷と無礼であり、中国の内政に対する公然たる干渉であり、中国の主権及び安全上の利益に対する深刻な侵害だ」とした。

また、「今日の中国はイラクやリビアではなく、シリアでもなく、ましてや120年前の中国でもないことを彼らが分かることを望む。外国の列強が数門の大砲を向ければ中国の扉を開くことのできた時代はすでに過ぎ去った。数人のいわゆる学者とメディアが政府と結託すれば無節操に中国のイメージを毀損し、中国を非難することができ、かついかなる懲罰も受けずに済んだ日々もすでに過ぎ去った。国益と民族の尊厳を守る中国人民の断固たる意志を見くびらぬよう、彼らに忠告する。彼らは最終的に自らの愚かさと傲慢さの代償を払うことになるだろう」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年3月24日

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