根拠なき主観的憶測は新型コロナ起源解明をめぐる国際協力の妨げ

外交部（外務省）が12日に行った定例記者会見で、趙立堅報道官は新型コロナウイルス起源に関する次のような質問に答えた。

【記者】今週月曜日、ジョンソン英首相は新型コロナウイルスの起源について、コウモリかセンザンコウに由来し、センザンコウの鱗を粉末にしたものには滋養効果があるとの人々の迷信によるものだと述べた。新型コロナ感染症は伝統的中国医学のせいだとする発言とも受け取れる。これについて、外交部としてコメントは。

【趙報道官】すでに我々は繰り返し立場を表明している。新型コロナウイルスの起源解明は科学の問題であり、科学者が綿密で厳密な研究を経て、検証に耐えうる科学的結論を出す必要がある。根拠なき主観的憶測や、ウイルスの起源解明問題を利用して騒ぎ立てることは、起源解明における正常な国際協力の妨げになるだけだ。（編集NA）

「人民網日本語版」2021年1月13日